【キャビア】なんの卵?キャビアの歴史も解説

【キャビア】なんの卵?キャビアの歴史も解説

トリュフ、フォアグラとともに世界3大珍味として名高いキャビアですが、意外となんの卵か知られてない。。。
そんな声を耳にしたので今回はキャビアについて紹介したいと思います!

 

1.そもそもキャビアとは?

キャビアはチョウザメの卵を意味しており、
なんとこのチョウザメは、2億5千年前のジュラ紀から生息するという世界最古にして世界最大の硬骨魚に分類されています。
古代魚の証として硬鱗(こうりん)と呼ばれる蝶に似た鱗がついてます。
これが、日本でチョウザメと言われている理由の一つです。
長寿としても有名で、その寿命は100年以上とも言われています!!

チョウザメについてさらに詳しく知りたい方はこちらから!

 

2.チョウザメ、キャビアの食文化の歴史

実はキャビアは古くから私たちの食文化に関わっています。
多くの紀元前の遺跡からチョウザメのレリーフや、歴代の皇帝がチョウザメやキャビアを食した歴史が見つかっているのです。

紀元前4世紀にはあのアリストテレス(古代ギリシャの哲学者)がキャビアについて記述しています。

12世紀頃にはロシア、ギリシャ正教会が節食期間中(肉などの断食)にも食していいとキャビアを認定してからは、ロシア全土、カスピ海近辺、ヨーロッパ各地へと広がっていきました。
当時は安価で栄養価も高かったため、栄養補給食品として全世界へとキャビアの食文化は広まっていきました。

高級食材として現在流通している理由

昔は安価だったのに、今は高価じゃないか?と考えた人もいるのではないでしょうか?その疑問にお答えします!

中世のイギリスの王様には、チョウザメを全て王家の為に消費し、王族のための魚「インペリアフィッシュ」と称しました。
さらにロシア皇帝にはチョウザメの黄金の卵(色素を持たないアルビノ・キャビア)を「インペリアキャビア」と称して、チョウザメの乱獲を招いた記述もあります。

上記は伝説みたいなものですが、何時しかキャビアは天然環境で育つチョウザメの現象、河川の汚染、ダムの建設などによる産卵地の現象などにより、瞬く間に高級食材へと変貌していったのです。

 

3.キャビアの食べ方

キャビアは魚臭さは感じられず、舌触りなめらかで濃厚な旨味とプチプチとした食感が特徴的な食材です。
ただ塩漬けされたものになるので、そのまま食すには少ししょっぱいかもしれません。。。
そんなキャビアのおすすめの食べ方を紹介します!

ブリニに乗せる

ブリニとはロシアのパンケーキのことです。パンケーキと言っても甘いものではなく、そば粉の香ばしい香を楽しむことのできるパンなんです。
ブリニと一緒にキャビアを食べると、独特のプチプチとした食感と塩みをしっかり楽しむことができます。

クラッカーと一緒に

味付けのされていない素朴なクラッカーと一緒に食べると、キャビアの塩みがアクセントになり、とても美味しく食べることができます。この食べ方が日本人にとっては一番馴染みやすい食べ方かもしれません。
サクサクとしたクラッカーと、プチプチのキャビアのコラボレーションがクセになります!

パスタに添える

独特な香と味わいでパスタとの相性もいいキャビア。
塩見や旨味をプラスしてくれるので、トマトソースやクリームパスタにもおすすめできます。発色もいいので一気に見た目も華やかになります。
シンプルな味付けのパスタもキャビアを添えることで優雅な味に変わりますよ!

 

まとめ

今回はキャビアがなんの卵かの説明と、ちょっとした歴史、豆知識について紹介しました!
そんなキャビアですが実は月とすっぽんでも取り扱いがあるのを知ってましたか?
弊社で扱っているキャビアはチョウザメの養殖から一貫して製造しています。
兵庫県美方郡香美町小代の大自然が作り上げた雪解け水を使用してチョウザメを育てており、海外産のキャビアとは違って塩分濃度を低く仕上げてます!
海外産のキャビアは輸入規制などの関係で塩分濃度が7%と少し塩辛いものになるのですが弊社のキャビアは塩分濃度が約3.5%と半分近く低く仕上げられています。
どんな食材にも合わせやすく塩分を気にされる方でも食べやすいようこだわった製品です。

そんな弊社のこだわりが詰まったキャビアはこちらから購入できますので、気になった方は是非一度お試しください!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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